2017年8月2日 更新

万年肩こり!その原因は、夏はクーラーにあり?!

万年肩こり。でも夏になるとなぜか症状が悪くなるなんて経験ありませんか?それは、もしかしたらクーラーの冷気によるものかもしれません。今回はこのクーラーの冷気による肩こりについてお話したいと思います。

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肩こりの原因

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国民病とも言われる肩こり。肩の痛みなど感じたことがないという方には、なかなか理解されにくいかもしれませんが、肩こりは頭痛や吐き気などを引き起こすこともあるとても辛い症状です。

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、気になる症状調査で肩こりは男性で2位、女性で1位であることが分かりました。
また、肩こりを抱えている人の男性と女性の比率は、1:2で女性の方の人数がかなり多いことが分かります。

では、この肩こり。

何が原因で起こるのでしょうか。代表的な原因をご紹介します。
なお、肩こりは病気からくることもありますので、慢性的な痛みや痛みのひどい場合は医師の診断をまず受けることをおすすめします。

姿勢からくるもの

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人間の頭の重さは人それぞれ誤差はありますが、5~7kgで、体重の約10%と言われています。
それをずっと支えているのが首と肩です。当然、首や肩には大きな負担がかかります。普段から姿勢が悪かったり、同じ姿勢で何時間もいたりすることで余計首や肩に負担がかかります。
その結果、筋肉に緊張性の疲労が生じ、血流が悪くなり、肩こりを起こしてしまいます。

これには、普段からの姿勢に気を付けること、同じ姿勢で何時間もいないことに加え、運動で首や肩の筋肉を鍛えておくことも予防に繋がります。

目の疲れからくるもの

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目が原因で肩こり?と思われる方もいるかもしれませんが、細かい文字などを見続けると、目やその周りの筋肉が緊張し、同時に首や肩の筋肉も緊張します。
その結果、血流が悪くなり肩こりを起こしてしまいます。
また、文字を見る時の姿勢も大きく関係しており、前かがみになることで頭を支える首や肩に大きな負担がかかるためと言われています。

これは先に説明した姿勢からくるものということになります。
細かい文字を見る時は時々目を閉じるなど目を休ませることで肩こりを予防しましょう。

運動不足

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姿勢からくる肩こりの予防策として運動を挙げましたが、首や肩の筋肉を鍛えて肩こりを予防する以外にも、運動は肩こりの予防に大きな役割を果たしてくれます。
血液は心臓のポンプ機能によって全身に運ばれますが、筋肉にも同じようなポンプ機能があり、骨格筋の収縮と弛緩によって血液を循環させています。

運動によってこの筋肉を減らさない、さらには増やすことで、血流を良くして、肩こりを起こさせない身体を作ることができます。
ここまで説明してきたように、肩こりが起こる原因はさまざまですが、血流が関わっていることが多いと分かりました。
姿勢も普段から気を付けているし、目を酷使もしていないし、運動も定期的にしているのに、夏場なぜか症状が悪化する、そういう方ははじめにお話ししたようにクーラーの冷気が原因かもしれません。

クーラーの冷気が原因とはどういうことなのでしょうか?

クーラーの冷気と肩こりの関係

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冷房病という言葉を聞いたことはありませんか?
正式な病名ではありませんが、クーラーの冷気によって身体が冷やされたり、クーラーの効いた部屋と暑い外を行き来したりすることで、さまざまな身体の不調がでることを言います。

電車内や社内、デパートなどの商業施設では、商業施設では、自分の体調に合わせてクーラーの設定温度を変えることはできません。

我慢してしまった結果、自律神経が乱れ、血流が悪くなったりホルモンのバランスを崩したりして身体に不調が出てしまいます。
クーラーによる身体の不調には、足腰の冷えやむくみ、肩こり、腰痛、頭痛などがあります。

また、クーラーの冷気による影響は身体の不調だけでなく、肌にも悪い影響を与えてしまいます。自律神経やホルモンのバランスが乱れてしまうのだから、当然です。

さらに、クーラーが効いた部屋は乾燥していて、肌の潤いを奪ってしまいます。肌の潤いが奪われると、吹き出物やシワ、くすみ、シミといった肌トラブルへと繋がってしまいます。

では、このクーラーによる身体の不調や肌の不調を防ぐにはどうしたら良いのでしょう?

ここからは、クーラーの冷気による肩こりという視点でお話ししていきたいと思います。

クーラーの冷気による影響を受けないために

クーラーの効いた部屋で、寒さを我慢してしまうと身体を冷やしてしまいます。
身体が冷えると血流が悪くなります。

これまで説明してきたように、肩こりの大敵は血流の悪さです。血流を悪くさせないためには、身体を冷やさないことが大切です。

クーラーの効いた部屋では次のことに気を付けると良いでしょう。
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1.クーラーの冷気を直接身体に当てない

首筋は特に冷やさないように気を付けましょう。

2.羽織物やひざ掛けなどを使用する

クーラーの設定温度だけでなく、風向きを自分の体調に合わせて調整することも難しい場合も多くあると思います。
その場合は、羽織物などでできるだけ身体を冷やさないようにしましょう。
おすすめは腹巻。
お腹周りを温めると身体全体が温まりやすいので、薄手のものを衣類の下につけるなど対策をしましょう。
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3.身体の中から温める

夏は冷たい飲み物を飲む機会も増えると思います。

しかし、冷たい飲み物は身体の芯を冷やしかねません。
夏になると肩こりがひどくなるなど身体の不調を感じる方は特に、冷たいものではなく身体を冷やさない温かい飲み物、食べ物を取るようにしましょう。

4.運動で血行促進を図る

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身体を冷やさないためには、日ごろの運動もとても大切です。
それに加え、クーラーの効いた部屋で冷えを感じた時にできる手軽な運動をするのも良いでしょう。

オフィスでいきなり立って運動を始めることはできないと思います。座ったままでもしっかり血行促進を図れる運動には次のようなものがおすすめです。

・肩回し
肘で大きく肩を回します。これにより直接肩の筋肉の血流を良くします。

・足首をくるくるする
足首の関節の硬さは冷えの元。座ったままでも大丈夫。足首を右左にくるくると回し、足の甲を上下にバタバタと動かします。これだけでも、血流が良くなります。

・ふくらはぎの上下運動
ふくらはぎの筋肉は、足に下がってきた血を心臓に返すポンプのような働きもしています。
椅子に浅めに座りかかとを上げ下げするだけ。ふくらはぎの筋肉を鍛えることで、血流が良くなり冷えや足のむくみも改善してくれます。

冷え知らずの身体へ

これまでお話ししてきたように、肩こりはクーラーの冷気でも起こる症状で、何よりも血流を悪くさせないことが大事なのです。
どこでもクーラーが効いていて便利な時代ですが、その分気を付けなくてならない症状も増えています。
一日中クーラーの効いた部屋にいるのではなく、休日には外で身体を動かすなど、上手にクーラーと付き合っていく必要があります。

この夏はクーラーと上手に付き合い、クーラーによる身体の不調を事前に防ぎましょう。
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