2017年8月2日 更新

肌荒れ防止や、ダイエットの成功にも役立つ腸内環境づくりとは?

肌荒れが気になる、疲れが取れないなどの症状が出ている人は腸内環境が悪化しているのかもしれません。人の健康に大きな影響を及ぼす腸内環境について、基本を押さえておきましょう。

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腸内細菌が脂肪の吸収を抑える?!

身体に入った栄養は、全て腸の腸管を通して、私たちの身体に吸収されています。

腸の中には、およそ100兆個の菌が住んでいて、この腸内細菌たちが、栄養の吸収バランスを変えることも知られています。これは、腸管が、腸内細菌によってバリアされており、バリアの状態は、腸内の細菌の構成で変わるためです。
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バリアに穴が空いてしまうと、炎症や神経疾患の原因となる充分消化されていない物質を取り込んでしまうことが知られていたり(参考文献1)、一方で、良いバリアがある状態では、脂肪の吸収を抑えることも知られています(参考文献2)。

腸内環境を整えないと、肌荒れや病気の原因にも?!

腸内細菌には、有益な働きをする善玉菌、肌荒れの原因となったり、老化の原因となる有害物質を生産する悪玉菌、どちらか優勢な方に加勢する日和見菌に分けられます。腸内環境を良くするためには、善玉菌・悪玉菌のバランスを整えることが、とても重要です。
理想的な腸内環境は、善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7の割合と言われています。この3種類の腸内細菌について説明します。
Free photo: Bacteria, Salmonella, Pathogens - Free Image on Pixabay - 67659 (115)

善玉菌

善玉菌の代表的なものにはビフィズス菌や乳酸菌があげられますが、健康に有用な働きをする菌です。悪玉菌の増殖を抑え、必須ビタミンを生成し、免疫力を強化します。

悪玉菌

悪玉菌の代表的なものには、大腸菌や黄色ブドウ球菌、ウェルシュ菌などがあります。硫化水素やアンモニアなどの有害物質を生成し、便秘や腹痛、肌荒れ、疲労をはじめ、さまざまな病気の原因になります。さらに、有害物質によって、体臭がきつくなったり、おならや便のにおいもきつくなったりします。
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日和見菌

日和見菌とは、善玉菌と悪玉菌の中間的な菌ですが、善玉菌が優勢である場合は無害ですが、悪玉菌が優勢になり腸内環境が悪化しているときには、有害な働きに傾いてしまう菌です。代表的な日和見菌には、大腸菌(無毒株)と連鎖球菌があります。

ダイエットにも大切な善玉菌を元気にするには

近年の研究では、太った人の腸内細菌を腸内が無菌 のマウスに移植すると、マウスが太りやすい体質になることが知られており(参考文献3)、太りづらい体質づくりのために、腸内環境を整えることは、欠かせません。
腸内環境づくりに欠かせないのが、「乳酸菌」や「ビフィズス菌」。ヨーグルトから以外にも、手軽に摂れる食品が数多く出てきています。腸内環境を整えるには、乳酸菌を外から摂ることも大切ですが、腸の中の乳酸菌を増やすことも大切です。
スピルリナ海藻パウダー

スピルリナ海藻パウダー

ラットのエサの5%を、100日間スピルリナに置き換えると、盲腸の乳酸菌が3.5倍に増えたという研究成果も報告されています(参考文献4)。
乳酸菌のエサとなるのは、海藻・果物に多く含まれる「水溶性食物繊維」。スピルリナには、「スピルラン」や「ペクチン」などの水溶性食物繊維が多く含まれています。

スピルリナとヨーグルトで腸内環境を整えよう!

世界初の生スピルリナ「タベルモ」をヨーグルトに1パック混ぜ、フルーツやグラノーラなどをトッピングするだけで、見た目にも楽しく、簡単に腸内環境を整えるのに役立ちます。
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左:フードクリエイターkaori様instagram、右:Sky High Juice Bar様instagramより引用
太りづらく、肌荒れにもなりにくい腸内環境づくり、はじめてみませんか?

kaoris様、Sky High Juice Bar様プロフィール

参考文献1:J Allergy Clin Immunol. 2009 Jul;124(1):3-20;Int
estinal barrier function: molecular regulation and disease pathogenesis.
参考文献2:ガセリ菌 SP 株による抗肥満作用のメカニズムhttp://www.meg-snow.com/news/2015/pdf/20150409-1011.pdf
参考文献3:Science. 2013 Sep 6;341(6150):1241214;Gut Microbiota from Twins Discordant for Obesity Modulate Metabolism in Mice
参考文献4:ラットの盲腸内容物に及ぼすスピルリナの影響(自然科学編) Effects of Spirulina (Spirulina plantensis) on Cecum Contents in Rats
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