2017年10月27日 更新

注目のホットスムージーでスッキリ便秘解消

食欲の秋は、旬のおいしいフルーツもいっぱい。秋冬においしい野菜やフルーツを使ったホットスムージーで、栄養を手軽にまるごと取り込んでみませんか。肌寒さを感じるこの季節にぴったりのホットスムージーで体の内側から温めて便秘解消するコツをご紹介します。

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冷えと寒さで秋冬は便秘に要注意

冬になると増える「便秘」の原因

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寒くなるとついつい外出を控えたり、温かいところでじっとしていたくて活動量が減ってしまったり…。
体を動かさないことで、体内で十分な熱を作ることができないなど、冬は体を冷やしてしまう要因が盛りだくさんのシーズンです。
外気が低いという外的要因と体内で作られる熱が減少しがちという内的要因から、体が冷えることで内臓も冷えてしまい、腸のぜん動運動が鈍くなって便秘になる場合も多いと言われています。

また秋から冬にかけては、食欲の秋と言われるくらい美味しい食べ物がたくさん。
イベントや忘年会、新年会など暴飲暴食してしまう機会も増えるので、お肉や甘いものを食べる割合が増えるなど食生活のバランスが乱れがちです。
摂取する栄養が偏ってしまうと、体調を崩して、腸内環境が荒れて便秘になることも。

このように秋冬は特に便秘になりやすい環境要因の多い季節なのです。

便秘で起こる肌&体のトラブル

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便秘は出ないこと自体も非常にストレスですが、排出されるべき便が腸内に長く留まってしまうと、便が腐敗し善玉菌よりも悪玉菌が増えます。そして腸内細菌のバランスが崩れて、腸内環境が乱れてしまいます。

腸内環境が乱れると、新陳代謝に重要な自律神経の働きが弱まって皮膚の血行が悪くなるなど、肌の新陳代謝もうまく機能しないようになってしまい肌荒れの要因に。
また腐敗した便から出た毒素が腸で吸収されて全身をめぐることでお肌が荒れにつながってしまうとも言われています。

冷えることで腸の運動能力が低下してしまい便秘になることもあるのですが、便秘になると腸からうまく栄養を吸収できず体はますます冷えてしまって便秘もなかなか解消できないという負のループに陥ることも。
加えて、体温が下がると消費カロリーも減ってしまうので冬太りの原因にもつながってしまうのです。

食欲の秋&寒い冬に起こる便秘解消法

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食欲も増してくるこの季節。
腸壁を刺激したり、便をかさ増しして排出しやすくしてくれる食物繊維を多く含んだ食品を食べるようにしましょう。

食事会やパーティーなど外食が続くと、ついついお肉や炭水化物中心の食生活になってしまいがち。
鍋料理であれば積極的に野菜をとることもできますが、毎回そのようなメニューは期待できないと思われますので、自宅で食事をする際には野菜やフルーツなど、食物繊維、ビタミン、ミネラルを多く含む食品をたっぷりとるようにして、一日の中での食生活のバランスに気を付けるようにするといいでしょう。
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また、意外に思われるかもしれませんが、冬場は水分不足になりがち。
夏と違って汗をかくこともないので喉が渇いたから何かを飲もうという機会が減ります。

意識して水分をとらなければ、知らず知らずのうちに体の中の水分が足りない状態になります。
水分が足りないと便が硬くなり便通が悪くなってしまうので、寒い時こそ水分を多くとるよう心がけましょう。
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白湯など、できるだけホットドリンクにすると体が温まります。
リラックス効果も生まれ、交感神経より副交感神経が優位になって便秘解消にもつながります。
もちろん、腸を温めてぜん動運動を促すためには、適度な運動で体温を上げることも大切です。

食欲の秋そして寒い冬の便秘解消には「温める」が非常に重要なポイントになりそうですね。

体を内側から温めるホットスムージーで腸活

冷え性対策にも効果的!ホットスムージーの実力

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かねてより人気のスムージーは、野菜や果物に含まれている酵素が手軽に摂れるところが人気のひとつ。
しかし材料に夏が旬の野菜やフルーツ、南国のフルーツを使うことが多く、冷たいので体を冷やしてしまう傾向があります。

体温が1度下がると基礎代謝が10%以上下がるとも言われているので、寒い秋冬に飲むとさらに体が冷えてしまう可能性もあり、内臓の冷えからくる消化機能の低下も心配なところです。
そこで、寒い季節には体を温める食材をたっぷり使ったホットスムージーがおすすめです。
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ホットスムージーはその名の通り、温かいスムージー。
野菜やフルーツに含まれる酵素は加熱によって失われますが、βカロテンなど温めることで逆に吸収されやすくなる栄養素がとれます。

何よりホットドリンクは、体を内側から温めてくれるので、内臓の冷えの改善にもつながります。
素材をまるごとミキサーにかけているので、ジューサーで作るジュースとは違い食物繊維もそのまま。
食物繊維は便をかさ増しして出やすくし、腸壁を刺激して便秘の解消につながる重要な成分です。
そんな食物繊維たっぷりのホットスムージーは冷え症対策にも便秘解消にも最適な飲み物と言えます。

食欲の秋に作るホットスムージーにぴったりの体を温める野菜

寒い時期においしくなる根菜類には、体を温める作用があります。
そして、美肌にとって必要なビタミンCを加熱から守ってくれる成分が含まれているものが多いというのも特徴のひとつ。
そんなホットスムージーの材料としてぴったりの野菜は

●にんじん

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旬:10月下旬~2月

抗酸化作用が強く、皮膚や粘膜を保護して美肌効果が期待できるβカロテンが豊富。
ビタミンCを破壊するアスコルビナーゼという酵素が含まれているので、50度以上で加熱して働きを止めておくといいでしょう。

●さつまいも

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旬:新もの9月~11月、貯蔵ものは1月~春先まで

食物繊維が豊富、さつまいもに含まれているビタミンCはでんぷんに包まれているので熱に強く、加熱しても残っています。
さつまいもをカットしたときに出てくる白い粘液の「ヤラピン」にはお腹が自然とゆるくなる緩下作用があり、食物繊維と合わせて便秘解消に効果的な役割を果たしてくれます。

●れんこん

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旬:11月~3月

大腸の働きをよくする不溶性の食物繊維が豊富。鉄をはじめとするミネラル分もたっぷり。
ビタミンCを熱から守る成分も含まれているので、加熱してもビタミンCが残ってくれます。

●かぶ

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旬:10月~4月

消化酵素のジアスターゼやアミラーゼが豊富に含まれており、水分量が多い野菜でローカロリー。
葉には鉄分、カルシウム、βカロテンなどの栄養が多く葉も捨てずに活用したい野菜です。

●ごぼう

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旬:11月~1月

水溶性食物繊維のイヌリン、不溶性食物繊維のセルロースなど食物繊維がたっぷり。
不溶性食物繊維は腸内で水分を含んで便をかさ増しすることで便秘を予防・改善し、腸内環境を整えてくれます。

●しょうが

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旬:周年

生の状態では血行促進をしてくれる辛味成分のジンゲロールが豊富に含まれています。
このジンゲロールは加熱するとショウガオールに変化して、胃腸を刺激することで体の内側から温めてくれます。
どの野菜にも皮や皮の近くに栄養や機能性成分が多く含まれるので、しっかり洗ってできるだけ皮ごと食べるようにしましょう。

食事に置き換え!ダイエットにもなるホットスムージレシピ

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ホットスムージーはミキサーを使って作るので、食物繊維もそのまま摂ることができます。
とろっとしているので、ジュースというよりポタージュと言った感じでお腹持ちがよく、食事の代わりにも。
夜飲むようにすればダイエットにも最適です。

体を温めてくれる野菜と、腸を活性化してくれる乳酸菌がたっぷりのヨーグルトや食物繊維が豊富なフルーツと組み合わせてヘルシーなホットスムージーを楽しみましょう。
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・根菜類は先に下茹でしておくこと
・ミキサーにかけた後、加熱して温めること
  ※弱火であたため沸騰させないように気を付けてください
ホットスムージーの作り方の基本はとってもシンプル。
以下の点に気を付ければ、だれでも手軽にホットスムージーを作ることができます。

●飲みやすさNo.1!にんじんとりんごのホットスムージ

美肌に必要な栄養がたっぷりのにんじんに、皮にも果肉にも水溶性食物繊維のペクチンがたっぷりのりんごを加えて。体を温めるしょうがの風味もアクセントに。
しょうがの量はスライスしたもの3~4枚がおすすめですが、お好みで調整してください。
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▼材料(1~2杯分)
 にんじん 1/3本(約100g)
 りんご 1/2個
 しょうが 少々
 水 100ml 
 はちみつ 小さじ1
▼作り方
 1.にんじんは洗った後、2cm各くらいの大きさにカットし、かぶるくらいの水と一緒に火にかけ、やわらかくなるまで下茹でします。
 2.りんごは洗った後、種の部分を取り除いたら3~4cm位の大きさになるようカットします。
 3.しょうがは1~2mmくらいの厚みにスライスしておきます。
 4.材料をすべてミキサーに入れ混ぜます。
 5.鍋に移して温めたら出来上がりです。

●注目のローカロリーな主食食材さつまいもとヨーグルトのホットスムージー

さつまいもに含まれている食物繊維がヨーグルトのビフィズス菌の働きを高めてくれるので便秘解消に期待大の組み合わせです。
みかんを加えることでさらっと飲みやすくなります。
また、シナモンにも血の巡りをよくして体を温めてくれる効果があります。
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▼材料(1~2杯分)
 さつまいも 小1本
 みかん 小1個
 ヨーグルト 大さじ3
 甘酒 100ml
 シナモンパウダー 適宜
▼作り方
 1.さつまいもは皮をむいて一口大にカットしたら、かぶるくらいの水と一緒に火にかけ、やわらかくなるまで下茹でします。
 2.みかんは皮をむいたら薄皮ごとミキサーに入れます。
   ※白い筋も取らずに入れてください。
 3.1とその他の材料もミキサーに加えて混ぜます。
 4.鍋に移して温めたら出来上がりです。

●美肌に腸活にぴったり!れんこんとみかんのホットスムージー

食物繊維にビタミンCも豊富なれんこんをベースにしたスムージー。
満足感はあるのに消化がいいので、胃腸にやさしい一杯です。
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▼材料(1~2杯分)
 れんこん 50g
 みかん 小1個
 水50ml
 しょうが 少々
▼作り方
 1.れんこんは洗ったら一口大にカットして、かぶるくらいの水と一緒に火にかけ、やわらかくなるまで下茹でします。
 2.みかんは皮をむいたら薄皮ごとミキサーに入れます。
   ※白い筋も取らずに入れてください。
 3.しょうがは1~2mmくらいの厚みにスライスしておきます。
 4.すべての材料をミキサーに加えて混ぜます。
 5.鍋に移して温めたら出来上がりです。
スムージーの甘み付けの基本はフルーツですが、それに加えてさらに甘さが欲しいという場合は、整腸作用のあるオリゴ糖やはちみつを少量加えてみてください。

ホットスムージー作りならコレ!

スムージー作りに欠かせないミキサーにブレンダー。
最近は容器自体が耐熱のものもあったり、ミキサーに加熱調理機能がついていたり。ホットスムージーをより手軽に作りやすいアイテムがいろいろ発売されています。
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●BRUNO コンパクトガラスブレンダー

耐熱ガラスで温冷対応。容量600mlなので一度に2~3人分を作ることができます。
ミキサーやブレンダーは刃の部分が洗いづらく使うことを躊躇してしまうこともありますが、こちらのブレンダーはガラスボトル部分の底を外すことができるので、洗いやすいような設計になっているのも嬉しいところです。

●TMY スープメーカーヘルシナ

切る、煮る、混ぜるが、この1台でまかなえるので、材料を洗って入れたらあとはスープメーカーにお任せ。
他の用事をしている間にホットスムージーが完成。鍋を使わずに下茹でと温めができるので後片付けもラクラクです。

●コイズミ スープメーカー Vitalie(ビタリエ)

加熱から混ぜるまで全自動。一度に800ml4人分が作れるほか、2人分ほどの少量を美味しく調理できる「ハーフモード」も搭載されているので、作りたい量の調節も簡単。
ホットスムージー作りだけでなく家族分のスープを作るときなど普段から活躍してくれそうなスープメーカーです。

上で紹介したレシピの他にも、腸の中の善玉菌を増やしてくれるなど美肌効果が期待できるイソフラボン豊富な豆乳や、体を温めてくれるスパイスなどお好みの素材をプラスして自分好みのホットスムージーアレンジを楽しんでみてください。

毎日の食事にホットスムージーを取り入れて、美味しく手軽にダイエット。
野菜やフルーツのパワーで腸を元気に整えて便秘解消!さらなる美肌を手に入れちゃいましょう。
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ふじかわ なおこ ふじかわ なおこ